裏千家 茶道教室 心斎庵

初歩から花月・茶事までをテーマとしております

裏千家 茶道教室 心斎庵

炉最後の稽古。


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炉わかれ、5月には風炉に変わり爽やかな気持ちで稽古が始まります。今日炉最後の稽古があり、床は、細川幽斉(玄旨)夕雲雀、長閑なる影にまどいて春の日の、おつれははぐる夕雲雀かな。古い、ふるい軸ですが師が手放した物を手にいれ、この気節行く春をおしみ(暮春)毎年床に。花入は旅の途中鹿児島で見つけた黒薩摩かな?に風炉の花ではありますが庭先の、二人静、立浪草、山吹草を、このあとは連休あけ迄ひたすら風炉の準備です、コロナ下にあり忙がしく出来ることがあり感謝です。稽古場で社中と会える日を楽しみに!

庭先の松の木に。


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20年になるかな!自然に松が5メ―トルほどに、途中に主人が手づくりで巣箱を1ヶ月ほど前にシジュカラが出入りしていて、気をつけてまた楽しみに稽古中、又時間があればながめの日々でした。どうやら雛が!親鳥は日中本当に休みなく餌をはこんで❗見ている私達は凄い体力であり愛情を感じます。何日かで親子で巣だつ時を見れれば、嬉しいのですが。

春霞(類題和歌集)


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桜も満開過ぎ春盛り、4月初めの稽古場はポカポカ陽気に誘われて、透木釜そして花筏の炉縁。床は霞の題12首(類題和歌集)時はいま春になりぬとみゆきふる、遠き山へに霞たなびく他11首。小間掛ではありますが釣花入古銅三日月を広間に花は、白山吹、常盤葉あじさい、山吹草。風炉の花が次からつぎに!ではあります!

5年手伝いした、部活。




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公立中学の茶道部、手伝いなんとか軌道にのり、コロナ下にあり点前のみでいっさい口からのむ、食べるができない中貴人だて、絞り茶巾、洗い茶巾、茶箱と又濃茶にチャレンジ私自身楽しくまた若い生徒からエネルギーをもらい辞することは寂しいおもいでしたが自宅ての稽古がなかなか!忙がしく又卒業した3年生と一緒の楽しい、お別れ会を企画してくれました。平花月を皆で、最後に部長が卯の花で一服心は離れたくないと。綺麗な花束、寄せ書きと思いがけないサプライズ!楽しい思い出❗ありがとう。

明日は釈迦入滅の日。



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3月15日(旧暦2月15日)は釈迦入滅の日。床には釈迦牟尼仏、花は刷毛めの鉢に庭先の椿奇数浮かべ心を惜しむ、かな。今年は暖かい日があり椿もあと少しで終わりそうな気がして、早目ではありますが惜春の感も含めて。